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極私的にEBIZUKA剧情介绍
2000年の四月から海老塚耕一さんの作品を撮り始めた。海老塚さんは多摩美の教員で、たまたまわたしが勤める二部芸術学科を兼任されることになり、親しくなった。1951年生まれというから、16歳年下になるが、つき合ってみるとなかなか骨のある人であることが分かり、いろいろと学ぶこともあるので、いっそのこと作品を撮影して、近年余り見に行かなかった「現代芸術」というものについて、「考え、体験しよう」と思った。そして、我が儘をを言ってアトリエを訊ねたり、瀬戸内海の島にある作品を案内して貰ったりした。わたしにとって、2000年という年は海老塚さんの彫刻を巡っての一年ということになった。 わたしは、彼の作品が自然の中に錆びるに任せて放置してあるというのがとても気に入った。人間関係の中でごちゃごちゃ書いている「詩」というものからすると、自然の作用を相手するという「物」として表現を実現するというやり方が、気持ちいいように思えた。この作品は、わたしのそういう気持ちの表れとして作られたので「極私的にEBIZUKA」とした。久し振りに「極私的」という言葉を使ったのは、自分の表現についても、振り出しに戻って考えてみようという気があったからだった。 海老塚さんについては、もう少し撮りたい気がしている。この作品では出来た作品を追ったので、今度は作る現場に入り込んで見たい気がする。来年まで楽しみを取って置こう。 海老塚耕一さんの経歴 1951横浜市に生まれる 1979多摩美術大学大学院美術研究科修了 個展(主要) 1975「石」田村画廊/東京 1977「BOX-E/反射と同化」田村画廊/東京 1978「BOX-J/反射と同化」ときわ画廊/東京 1979「B0X-K/boxと仮定して」田村画廊/東京 1980「BOX-M/反射と同化」ときわ画廊/東京、「平面置換一BLUE」白銅画廊/東京 1981「連関作用」ギャラリー葉/東京、「連関作用」ウエストベスギャラリー/名古屋 1982「コンクリートと鉄・柱」ギャルリー・ところ/東京、「連関作用」ギャラリーホワイトアート/東京、「連関作用」ウエストヴェスギャラリー/名古屋、「連関作用一「連関作用一接点」多摩ニュータウン/永山団地第四公園・「現代美術のなかのビデオ」パルコギャラリーSpo・/東京 I983「連関作用」ギャラリー葉/東京 1984「連関作用」ウエストヴェスギャラリー/名古屋、「連関作用一木と鉄による彫刻・ドローイング」ギャルリー・ところ/東京、「連関作用」NEWS/東京 1985「連関作用一木の造形」ギャラリースペース21/東京、「連関作用一木挽」NEWS/東京 1986「連関作用一Insta11ati・Scu1ptureDrawi・s」ギャルリーところ/東京、「連関作用」NEWS/東京 1987「小晶展」トーアロード画廊/神戸、「連関作用」ギャルリー・ところ/東京 1988「連関作用」ギャルリーところ/東京、「連関作用」ルナミ画廊/東京 1989「連関作用一Scu1ptureDrawings」ギャルリー・ところ/東京 1991第15回平櫛田中賞を受賞、「受賞記念展」日本橘高島屋/東京・井原市立田中術館/岡山県、「違関作用一潜在素/水より」ギャルリー・ところ/東京 1992「連関作用一木・鉄」日本橋高島屋/東京 1993「連関作用一地下からの眼差」日本橋高島屋/東京、「連関作用一スチールドローイング」ルナミ画廊/東京 1994「連関作用一表象・Wood」日本橘高島屋/東京 1995「連関作用一絵画」ギャラリーイセヨシ/東京、「連関作用一存在の制作」日本橋高島屋/東京 1996「連関作用一絵画」ギャラリーイセヨシ/東京、「静止した水」ルナミ画廊/東京、「連関作用一水の光景」日本橋高島屋/東京 1997「静止した水一水の風」ARTBOX/横浜、「海老塚耕一展」板室観光ホテル大黒屋/栃木、「海老塚耕一展」ギャラリー・イセヨシ/東京、「海老塚耕一展」日本橋高島屋/東京 1998「海老塚耕一展」養清堂画廊/東京、「海老塚耕一展」板室観光ホテル大黒屋/栃木 1999「せとだビエンナーレV」(広島県・瀬戸田)
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