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生態系 -5- 微動石剧情介绍
神戸在住の実験映画作家 小池照男の作品を特集する。小池は「石」「貝」「苔」「砂」「岩」「茸」等の有機物、無機物の素材をスチール写真を1コマ単位で撮影した『生態系』シリーズを20年以上にわたって制作している。フィルムは基本的に1秒間に24コマで映写される。つまり1秒間に24枚の連続写真が映写されている訳だが、人間の眼では映写時に1コマはまず認識できない。しかし、小池の撮影した有機物、無機物の集合体が1コマ単位で微妙にうごめくスクリーンを凝視していくと、そこには人間の従来の視覚を超えた「像」がいくつも浮かんでは消えていく。「映画=ナラティブ」という絶対多数なものからは、かけ離れた映像。人間という生き物の視覚や聴覚だから認識できた小池の映像には、暗闇にスクリーン、映写機による光の明滅という環境が相まって、タイトルにある「ECOSYSTEM=生態系」の存在を確認することが可能となる。観客は体験から、より突っ込んだ能動的姿勢によって、小池の映像の魅力をさらに味わうことができるのだ。 小池照男プロフィール:1951年生れ、1977年笛吹き太鼓叩きを目指すが果たせぬ 夢のままイラン石油コンビナ-ト建設従事、1979年絵画を経て映画製作へ、1981年 「生態系」作品シリ-ズ開始、1984年ヴォワイアンシネマテ-ク設立自主制作作品の 上映を中心に活動、1989年RETINA映像フェスティバル(ハンガリ-)参加、1993年 より同フェス審査員、1996年企画展「映像のコスモロジ-」を“ギャラリ-2001”(神戸) にて毎年主宰、「パーソナルビジョン2001」フェスティバル実行委員長、1997年 「生態系」作品とダンスのコラボレ-ション開始、個展・グル-プ展多数。
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